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switch point 企画展
河野通義企画

天本健一 展 風景としての建築

2005.4.14(thu) - 2005.4.19(tue)
12:00-19:00 (最終日12:00-17:00)

 

 

「風景としての建築」

 ル・コルビジェが現代モダニズム建築の基礎となるサヴォア邸を世に披露し、モダニズム建築の5ヶ条を提言したのが1931年。それから約70年の月日が流れたが、建築は完全に風景から独立してしまった。少なくともこの日本においては。コルビジェの5ヶ条は建築だけでなく美術にも大きな影響を与え、モダニズムを作り、現代建築の基礎となるが、今の建築はコルビジェが唱えた事とは相
反する建築になってしまった。
 コルビジェが若いときサヴォア邸を提言し、その意図が彼の思いとは違った方向に進みつつあることに気づいた20年後、彼はロンシャンの教会という、同じモダニストが作り出したとは考えにくい有機的建築物を世に送り出し、風景に溶け込むことを望んだのではないだろうか。

 「風景としての建築」はいわゆる建築を描いた絵ではない。風景画のなかにたまたま建築があったように描かれた《建築模型》を中心とした展覧会である。そこには果実があるように、静物としての建築が描かれ、また家族を描いた。特定の場所を想像させないその絵は、どこか原風景を感じさせる絵となった。
 どこか、懐かしさを感じつつも、モチーフを模型で作るという絵画としての新しさを感じさせる絵を見たときに、子供の頃に好きだった鉄道模型を思い出した。そんな懐かしい光景を思い浮かべながらこの展覧会を考えた。

河野通義

■天本健一 tenmoto kenichi

1976年 神奈川県横浜市生まれ
2002年 東京造形大学美術学科絵画専攻卒業
【個展】
2002年 ギャラリーかれん (神奈川・横浜)
2004年 群青 salon as salon (長野・松本)
【グループ展】
2001年 「夜稲派 meltdown」/アートランド(東京・武蔵小金井)
2002年 「みどりの風展」/ギャラリーかれん(神奈川・横浜)
2003年 「みどりの風展2」/ギャラリーかれん(神奈川・横浜)
      「絵をかく人々の集い」展/ギャラリーかれん(神奈川・横浜)
2004年 「みどりの風展3」/ギャラリーかれん(神奈川・横浜)
「絵をかく人々の集い展2」/ギャラリーかれん(神奈川・横浜)
「テレク展」/UPLINK GALLERY(東京・早稲田)
2005年 「二月の庭」(三人展)/饗茶庵 山の家 花蓮(栃木・鹿沼)

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