あらゆる素材に対して最小の作為で向かいながらも、その素材との関わりを超えて、自己との非対象的な世界観を模索する場の表現。
作品の名前、egg tower。今回の会場に白色の不安定に立つ卵の塔。
一本の檜の木から彫りおこされた9個の卵の形、丁寧に磨き上げられ、白色の彩色で塔のように積み上げられる。
その積み上げられた卵、egg towerは会場の中央に鎮座する。
そして会場の奥には、その塔とは一線を画すように一つの卵が台の上に置かれている。
よく見るとその卵にはデューターで点が刻まれている。その模様も途中で終わっていような、その模様の形には特に意味はない。
壁面には同素材の板状の平面作品が並ぶ。同じくその表面にも1ミリ弱のラインが横にデューターで刻まれている。
僅かな色使いに、びっしりと刻まれた点やライン、そんな表面から、あるイメージの連想と言うより、ざわついた触感が素直に
目の前へと誘う。そして触感の中でも虚しくも美しく、どこか拠りどころのない場の空気感が会場全体に漂う。
しかし、そんな拠りどころのなさの発信元も実は見るものを交えながらも誰もいないことを望む場としての空間に転換している
と言う、逆説的ではあるけれど、そんな世界観に向かう装置のようなものとして、それぞれの作品群に求められている.
三輪 洸旗 MIWA Kouki
1961 岐阜県に生まれる
1987 東京造形大学彫刻科卒業
1988 東京造形大学彫刻科研究生修了
1995 第9回ホルベイン工業株式会社奨学生修了
[個展]
1993 ギャラリー美遊(東京)
1995 ギャラリー美遊(東京)
1997 ルナミ画廊(東京)
高島屋S・C BOXギャラリー(東京)
オレゴンムーンギャラリー(東京)
1998 GALLEY TAGA(東京)
1999 SURFACE OF EARTH Parts I−DAY.DAY−玉川高島屋S・C南館1Fプラザ(東京)
2000 GALLERY TAGA(東京)
2001 Gallery Jin (東京)
GALERIE SOL(東京)
2002 リベラルアートJPN(広島)
2003 Gallery Jin(東京)
フタバ画廊(東京)
2005 フタバ画廊(東京)
2006 switch point(東京)
2008 switch point(東京)
[グループ展]
1992 神奈川県美術展 美術奨学会賞 神奈川県民ホール、平塚市美術館ギャラリー '93, '94,
1996 A Piece of My Arts3 ギャラリー美遊(東京)
1997 A Piece of My Arts4 ギャラリー美遊(東京)
1998 第7回、第8回 ストリートギャラリー ギャラリーアートワークス(三島市)
1999 FDCアート展 アートスペース羅針盤(東京)
地下通路ART BOX展 玉川高島屋地下通路(東京)
アートランドオン150×150展 GALLERY EARTH VISION (横浜市)
6人展 アートスペース羅針盤(東京)
クリスマスアート展 ラ・ギャラリー(リヨン)、アートスペース羅針盤 (東京)
アーティストの周縁 トキ アートスペース(東京)
2000 Jin Session Small Works 2000 Gallery Jin(東京)
SKYDOOR SMALL ART WORKS 2000 S/S スカイドア アートプレイス青山(東京)
GALLEY TAGA開廊10周年記念展 GALLEY TAGA (東京)
2001 Jin Session Small Works 2001 Gallery Jin(東京)
アートランドオン150×150展 GALLERY EARTH VISION(横浜市)
2002 Jin Session Small Works 2002 Gallery Jin (東京)
2003 Jin Session Small Works 2003 Gallery Jin (東京)
2004 アートウォールを飾った作家展 玉川高島屋S・Cルーフギャラリー(東京)
2005 Futaba Gallery Presents a lot of.. Futaba Gallery (東京, '06 '07)
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